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商品選びではなく、商品創りを。

商品とは、お店自体、経営者自身を
表現する「主張」であり、
観客であるお客さまの心に訴える
「お店の主役」なのです。

“これはいい商品だから置けば売れる”
“安いから買ってくれる”
という理由で仕入れをしていては、
お店の主張・主役にはなってくれません。

儲かることだけを考えて品揃えをしても、
大型店に勝てるわけがありません。
そのお店ならではの品揃えが必要なのです。

単に問屋で商品を選んで仕入れるのではなく、
『商品創り』を考えましょう。

といっても、素材を仕入れて
製造するということではありません。

商品をいくつか組み合わせたり、ちょっと加工したり、
小分けして販売する、ということです。

お客さまの立場で、商品を見つめ直すのです。
売り方を考えるのです。

たとえば食料品店なら、
鍋物用食材をセットにして販売しているお店もあります。

これにもっと個性を持たせるために、
「秋田のきりたんぽセット」とか
「岩手の芋煮会セット」など、
地方の特色があるセットを販売すれば、
お客さまは興味を示してくれます。

また、お米屋さんなら、
普通は10キロ以上でないと配達しないところを
5キロでも配達する。

1キロ入りや2キロ入り商品を作り、
高齢者宅に配達する。
お年寄りだけの家庭では、
10キロのお米はなかなか消費できないので、
少量のものが欲しいのです。

少量を配達してもらうのは気が引ける
というお客さまのために、
1キロ入り、2キロ入り商品の種類を増やす。
これなら、気軽に買いに来ていただけます。

このように、組み合わせたり、加工、
小分けするだけでも、それがお店の個性となるのです。

これが、商品創りということです。
お客さまの立場で、お客さまの利便性を考えれば、
商品創りは簡単にできます。

さらに、商品創りを深く掘り下げるためには、
消費者の指向、つまりお客さまの求める
個性・時代性に合った商品を
創っていくことが重要になります。

そこで、大切なことを5つ––––

●気軽さ
お店の雰囲気も関係してきますが、高級品は別として、
大切な商品だからと重々しく扱わないこと。
お客さまは、機能・性能ではなく、
感覚的に買い求める傾向があります。
気軽に入れて、気軽に買えることがポイントです。

●自己主張を満たす
自分自身が納得するものでないと買いません。
消費の個性化・多様化といわれるものです。
どんなに良いモノでも、必要なモノでも、
自分の感性に合わなければ、手にとることもないのです。
メジャーよりマイナーを好む人間が多いことも忘れずに。

●精神的な満足感
量より質です。安物より本物。
欲しいと思うモノなら、わざわざ遠くまで出かけます。
高くても買ってしまいます。

●新鮮さ
“旬”であったり、“産直”“朝一番”
“いち早い新商品”“できたて”などのことです。
単なる流行という意味ではなく、
新鮮な感動が求められています。

●手助け
お客さまの労働や時間、工程などが
省略できるようなお手伝いのことです。
家事を楽にする。お届けする。
これらによって、お客さまを手助けします。

この5つを組み合わせた商品創りを考えることで、
お客さまが納得・満足する
「お店の主張・主役」となることができるのです。

みなさんがお買い物や食事に出かけた時に、
こんなことはありませんか。

“もっとこんな商品を置けばいいのに”
“あんなサービスではダメだ”
“お店もこうすれば”。

これは、みなさんが
お客の立場でモノを考えているからです。
人のアラは見えやすいのです。

ところが自分のお店となると……。

 「お客さまの目線」を忘れなければ、
お客さまの求めるモノは見えてきます。


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