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空間の創り方・レイアウト。

お客さまに来ていただく、愛されるお店にするには、
どうすればいいのでしょうか。

あなたなら、商品以外で
どんなチェックポイントが浮かびますか?

●入りやすい●選びやすい●買いやすい
●雰囲気が良い●明るい……

漠然と、こんな言葉が出てきますよね。
でも、それをどう具体化するかが素人にはわかりません。

入りやすいって、どういうこと? 選びやすいって?

店舗というのは、
お店とお客さまとのコミュニケーションの場です。

お買い物や飲食を楽しんでいただき、
生活提案などの情報を発信し、
お客さまからも情報を入手させていただく場なのです。

そうあるためには、それなりの造りが必要です。
お客さまの感性に訴える空間づくりです。

空間づくりには、
大きくわけて2つの重要な要素があります。

■“このお店に入ろう”と思っていただける店舗の外観。
■“このお店で買おう”と思っていただける店舗の内観。

この2つです。では、具体的に言うと---

まず、通りがかったお客さまに、
お店を認知していただかなければなりません。

そのためには、お店のデザインやカラー、
名前、マークなどが、ストア・コンセプトに則って
充分に表現されていることが大切です。

数あるお店の中で、「個性」が光っていなければ、
お客さまは足を止めてくれません。
“このお店に入ってみよう”とは
思っていただけないのです。

個性の表現の次に考えるべき問題は、
お店の性格に合わせた「開放度」というポイントです。

開放度というのは、お店の大きさに対して、
出入口がどれくらいで、陳列がどれくらい、
店内の見通し、商品に触れられるか
などの割合のことです。

基本的な条件から言うと、
お店の形状に対する間口と奥行きの関係を
考えなければなりません。

あくまで原則ですが、
日常の使用頻度が高い商品を扱うお店では、
間口が広く奥行きの浅い店舗が良く、
使用頻度の低い商品を扱うお店では、
間口が狭く奥行きが深い店舗が良いのです。

使用頻度が高い商品というのは、
気軽に入れて、欲しいモノがすぐに見つかり、
簡単に購入できることが大切なのです。

コンビニがまさにその典型です。
間口が広くて奥行きがあまりなく、
しかもガラス張りで外からお店全体が見渡せますよね。
この気軽さが重要なのです。

逆に、使用頻度が低い商品というのは、
最初からこれを見ようと気構えて入り、
ゆっくりと探し、じっくりと見比べて、
しかもショッピングを楽しみながら購入します。

こうしたお客さまのためには、
間口が狭くて奥行きが深い店舗の方が良いのです。

それは、人間は奥に入るほど落ち着くという
心理があるからです。
高級ブティックやギャラリーなどがこの例です。

このようにお店の開放度は、何を扱っているか、
どのように売っているかなどによって、
適当な度合いで考える必要があるのです。

次に、出入口の問題です。
お客さまを最初にお迎えする場所ですから、
細かな注意が必要です。

「入りやすくて出やすい」。
これが、なかなかできていません。

まずは出入口の位置ですが、
店舗にむかって右側に造ります。
これは、人間の行動が右から左へ
流れて行く性質があるからです。
詳しくは専門家にまかせますが、
これによって自然に店内を回遊していただけるのです。

出入口の高さは、道路の高さと同じが良いでしょう。
デザイン優先で高く階段状にしたりしますが、
これでは入りづらいのです。
また、安全性の面でも、段差はない方が良いのです。

これらが、店舗の外観についての注意点ですが、
見ためというのが、どれほど重要かが
わかっていただけたでしょうか。

それでは、店舗の内観について……
内観については、3つの要素があります。

●天井の高さ●床の形状●通路の幅 です。

〔天井の高さ〕
天井が低いと、非常に圧迫感があり、
買い物を楽しむ気になりません。
できれば、2.7mくらいは欲しいところです。
お店の面積が小さいほど、
天井は高く取る必要があります。
もし、高くできないならば、高く見せる工夫をします。
明るい色や照明を使ったり、天井に鏡を張ったり、
一部に吹き抜けを造るなどです。
こうすると、圧迫感は少なくなります。

〔床の形状〕
まず段差はつけないこと。
特に小さな店舗では危険なことと、
お客さまがそのことに気を取られて、
商品から注意がそれてしまうことになります。
ほんの一部、コーナーやステージを一段高くすることは、
商品を演出する意味では有効ですが。

〔通路の幅〕
人間は腰の位置で幅を感じるそうです。
よって、腰の高さで、動きやすい幅を
確保する必要があります。理想は1.2m。
この幅があれば、動くことを意識せずに、
じっくりと商品を見てまわることができるのです。
当然、動きを阻害する障害物があってはいけません。
流行っていないお店では、
よくダンボールがそのまま通路に積んであったりします。
これは、問題外ですが。

以上、店舗づくりのハード面について説明しましたが、
やはり“見ため”というのは重要な要素です。

どこのお店でも同じような商品を扱っている現在では、
「入りやすい」「買いやすい」などに、
きめ細かく注意することが大切だと言えます。
売れるお店は、これができているのです。


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