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音楽の選択は、心理的効果を考えて。

クリスマスになると、あちらこちらから
クリスマスソングが聞こえてきます。

あぁ、プレゼントは何にしようか?
どんなパーティにしようか?
料理は何がいいかなぁ?……などと
考えてしまいますよね。

これが、販売促進における
「音楽の効果」の最たるものです。

宗教的にはほとんど関係のない日本が、
どうしてこれほどまでにクリスマスを
楽しむようになったのでしょう。

消費者はよくわかっています。
“企業にのせられた”ただ、それだけです。

クリスマスを盛り上げることで、
もっと消費を拡大しようと画策したのです。

クリスマス用品を作るメーカー。
クリスマス仕様に演出するお店。
それを買って楽しむ消費者。

すべてがうまくバランスをとって
楽しんでいるのですから、
“企業にのせられた”としても、
それはそれで良いのです。

文化ができあがっているのです。
つまり、新しい文化を生み出せば、
消費は拡大するということです。

話が逸れそうですので元に戻しますが、
音楽をうまく使いわけることで、
お客さまの心理を揺さぶり、
購買意欲を喚起することができます。
お客さまを“のせる”のです。

クリスマスもそうですが、
お正月もどこからか、琴の音色が流れてきます。
これもお正月気分を盛り上げ、
財布の紐をゆるめさせる効果があります。

他にも、季節や時間帯、商品の種類、
世代別などによっても使いわけすれば、
高い効果が得られます。

春・夏・秋・冬で、当然音楽は違います。

また、お昼のゆったりとした時間帯には、
ムーディな音楽。

夕方の混み合った時間帯やサービスタイムなどには、
軽快な音楽でお客さまを“のせ”、
回転率を高めることもできます。

商品イメージによって使い分けることも
考えなければいけませんし、
年配の方か若年層かによっても変わります。

よく個人商店で、
店主の好みの音楽をかけているところがありますが、
指向性の強いお店は別ですが、考え直すべきです。

お客さまが好む「音」でなければいけません。

私がたまに利用する「リサイクルブック」のお店では、
最新の音楽が、ガンガンに流れています。

掘り出し物はないかと、ゆっくりと探したいのですが、
いつも10分くらいで出てきてしまいます。
じっくり中身を見ていられないのです。
音が大き過ぎて、本に集中できません。

音楽CDを置いているお店なので、
最新の音楽を流すのはわかるのですが、
本を選ぶお店としては、大音量は大失敗です。

オーナーの指示なのか、
店長・店員の好みなのかはわかりません。
お店の人が、本を選ぶ立場で
音楽のことを考えていないから、こうなるのです。

だから、本のコーナーには、
あまり人が集まっていないのです。

お店で流す音楽には、
「背景となる音楽」と「演出のための音楽」があります。

「背景となる音楽」とは、いわゆるBGMです。
空気のような音楽といえます。
お客さまがあまり意識せずに、
さりげなく聞こえてくる音です。

極端な高音・低音を抑え、音量も抑えます。

「演出のための音楽」とは、
雰囲気づくり、ムードづくりに使われる音楽です。

クリスマスやお正月もそうですが、
照明のトーンを落とした小粋なバーなどで
ジャズが流れているのも演出のための音楽です。
指向性が強い音楽といえます。

この2つをうまく使い分けることが大切です。

音楽がお客さまの心理に入り込むことができれば、
演出は成功し、購買へとつながるのです。

障害児教育に音楽を使ったり、
アロマテラピーで音と香りを使ったりするのが、
音楽の大きな効果を証明しています。
それだけ、重要な要素なのです。

逆にいえば、使い方を間違えると
大きな損失につながることを覚えておいてください。

安易に考えないことです。
たかが音楽、ではありません。
音楽によって励まされたり、
生きる勇気を与えられた人だって
たくさん存在するのです。

ここまで書いてしまうと、
音楽の使い方に不安を感じるかもしれませんが、
大切なのは、お客さまの立場になって、
心地良いかどうかです。

いろんな音楽をじっくり聞いてみてください。

想像力を膨らませて、
音楽の訴えているものを感じとってください。
お客さまがどう感じるか、だけの問題です。


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