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お客さまが一番欲しがるサービス。

商品を激安で手に入れること?

確かにお客さまにとってはうれしいことですが、
それはサービスではありません。
よほど強力な仕入れシステムがなければ、
激安販売はできません。

ならば、割引券? ポイントカード? おまけ?
これらもうれしいことには違いないのですが、
ちょっとインパクトが……。

心を込めたおもてなし? 笑顔?
一番大切なことですが、これは当たり前です。

来店促進・販売促進には、
さまざまな手法が考えられますが、
そのアイデアは、一定の価格の商品をたくさん売ろう、
とするためのものです。

うまくいけば、売り上げも上がりますし、
やり方によっては、お客さまも満足されます。

しかし、今回のテーマは、非常に単純なことです。
お客さまが一番欲しがるものを
簡単なシステムで提供しよう、というものです。

あまり工夫もありません。
でも、お客さまは笑顔になります。
しかも、固定客化できるのです。

「現金還元」という言葉は、よく聞くと思います。
これは、ポイントを貯めると
商品購入資金に当てることができるとか、
割引分の商品券をプレゼントするとかの販促手法です。

これをそのまま現金でプレゼントしてしまおう、
というのが、私の提案です。

つまり、お客さまが一番欲しいのは、現金なのです。
夢の無い言い方ですが、事実です。
不労所得は、100円でも200円でも、
笑顔になってしまうものです。

この手法を実践しているお店が、いくつかあります。

あるスーパーでは、
「現金払い戻し抽選会」を実施しました。
お買い上げレシートを応募用紙に貼って、
応募箱に投函すると、
後日抽選で、レシートの金額を現金で払い戻す、
というものです。

この手法を使うと、
お客さまは、普段より多くの買い物をしてしまいます。
現金で戻って来ることを期待しているからです。

応募用紙に、住所・氏名などを書いてもらえば、
名簿づくりもできます。

ただし注意しておくのは、
払い戻し金額の上限を作っておくことです。
でなければ、とんでもない買い物をする
お客さまがいることがありますから。

当選者を数人決めるのですが、
選に漏れた方の中からもダブルチャンスとして、
商品券や割引券をプレゼントするようにしましょう。
すると、応募者がかなり増えます。

また別のスーパーでは、
ポイントカードに貯まったポイントを、
1ポイント1円として計算して、
サービスカウンターに行けば、
その場ですぐに現金に換えてくれます。

さらに、「ポイント3倍・5倍」などのセールを実施して、
お客さまを呼び込んでいます。
3倍・5倍というと、
イメージ的にはインパクトがありますが、
実際は1円が3円、10円が50円になるだけです。

しかし、お客さまは大きな得をしている感じを受けます。
これも、現金になって返って来るからです。

最後に、昔から行なわれている手法です。
「現金つかみ取り」。

○○○円以上お買い上げの方に、
という手法で、主婦に大ウケしています。
昔からやっているのに、飽きられていない、
効果的な手法です。

つかむのは小銭なのですが、
そのイベント性が盛り上げてくれます。

お店にとっては、割引分を現金で戻しているだけですが。
年に1度、恒例のイベントにしてもいいかもしれません。

いかがですか。
現金というのは、お客さまを呼び寄せるのです。
“なんて夢の無いことを!”と思われますか。

では、あなたは宝くじを買ったことはありませんか。
夢の宝くじ、夢の3億円と言って、
日本中の人びとが売り場に殺到していますよね。

宝くじのテーマは、「現金」以外の何者でもありません。
「夢」なんてものではなく、現実そのものなんです。

でも、みんな「夢」だと思い込んでいます。


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