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おもちゃを買うのは、大人。

ドッグフードを売る時、
その相手、つまりお客さまは犬でしょうか?

違いますよね。飼い主である人間です。

だとしたら、アピールする相手も人間です。

犬の好みに合わせて売るのなら、
味の違いによる品揃えだけで充分なはずです。

しかし、飼い主の選択基準は、
それほど単純ではありません。

栄養バランスの取れているものや毛並みの良くなるもの、
歯の掃除ができたり、口臭が少なくなるものなど、
多様な要望に合わせなければいけません。

すなわち、売っているモノを
必要とする相手と購入者は別で、
購入者に対してアピールする方法を
考えなければいけないということです。

赤ちゃん用品やおもちゃも同じです。

アピールする相手は、親です。

赤ちゃんが喜ぶものではなく、
親が望んでいるものを提供するのです。

赤ちゃんが喜ぶのだから、
それを見た親も喜ぶのではないか、
と考えてしまいますが、そうとは限りません。

親が望む「子育て像」というものがあります。

“こうあって欲しい”と思う、
理想像に近づけることができる商品を選ぶのです。

オムツにしても、お尻をサラサラにしてあげたい
と思うお母さんなら、高価な紙オムツを使います。

しかし、お尻の気持ち悪さを学ばせたい
と思うお母さんなら、布オムツを使います。

創造力を養いたいと思うお母さんは、
ブロックや積み木を与え、
知性を育てたいと願うお母さんは、
知育玩具を与えます。

どちらが良いか悪いかの問題ではなく、
親が望む子育て像に近づくために必要な商品を
どのように品揃えしていくのかが、
大切だということです。

これが商売人の役割です。
購買決定者の欲しているものを提供することです。

介護用品でも同じことが言えます。

介護される人が気持ちよく過ごせるように
することが大前提ですが、
介護する人の負担を軽くする商品が
求められていることを、
まず第一に考えなければいけません。

介護される人より介護する人の方が大変だ、
と言うと語弊があるでしょうが、
心身ともに疲れ果てている人がたくさんいます。

こういう人たちを助けるのが、
介護用品の本当の目的ではないかと思います。

話が脱線しそうですが、
モノを売る場合、商品のターゲットではなく、
購買決定者に対して、
アピールする必要があるということです。

ドッグフードを買うのは、人間。
おもちゃを買うのは、大人。

これを忘れないでください。

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