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2012年4月

ご当地もので、注目度アップ。

「モノポリー」というボードゲームをご存知ですか?

双六や人生ゲームのようなもので、
破産したら負け、というルールです。

このゲームに、「ご当地版」が出ています。

「こだわり秋田版」「コテコテ大阪版」

それぞれ地元の企業や観光スポットが登場して、
より思い入れが強くなるよう、構成されています。

従来からあるものを、その土地に合わせてアレンジし、
「ご当地版」とすれば、さらに売れ出すのです。

この手法を使ったものに、
「映画・ゲゲゲの鬼太郎」があります。

全国を6つのブロックに分け、
その地方の名所や施設が出てくるように作られています。

これは、見る側としても興味が湧きます。
自分の知っている身近な場所が、
映画に登場するのですから、
見てみたいと思ってしまいます。

また、別の地域のものも見たいと思うものです。

「ご当地版」と言えば、ハローキティもお土産品として、
全国のあちらこちらで、
オリジナルデザインのものがあり、
コレクターを楽しませています。

また、コンビニのおでんも、地方によって、
味や具材を変えています。

かつおだしだったり、昆布だし、あごだしなど。

このように、地方独自の文化・習慣を
商品に取り入れることは、「全国どこでも同じ」より、
人びとの興味の度合いが高くなります。

注目されやすく、買いたい欲望も強くなります。

「ご当地もの」を扱って、
お客さまの興味を惹いてみましょう。

しかし、「ご当地もの」をご当地で売り続けることには、
限界があります。
飽きられたら、それで終わりです。

そこで、他の地域の「ご当地もの」を仕入れます。

定期的に地域を変え、お客さまを飽きさせないのです。
つねに珍しいものを扱っているお店となりましょう。

地方には、まだまだ知られていない珍しいものが、
たくさん眠っています。

それを発掘して、お客さまを驚かせてみませんか。

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小さな“イライラ”を解消したら……。

ミツカンの「金のつぶ あらっ便利!」シリーズを
ご存知ですか?

“小さな工夫”で、大きな売り上げを確保した、
納豆の大ヒット商品です。

納豆を食べる時、
少なからず“イライラ”している人が多い、
という調査結果をもとに、開発されました。

「ビニールのフィルムで、手がネバネバに汚れる」
「タレやからしの小袋を開ける時に失敗して、
 中身が飛び出す」

この2点の“イライラ”を解消するのが、この商品です。

パッケージの中を、納豆とタレのスペースに分け、
納豆にフィルムをかぶせる必要性を無くし、
タレはゼリー状にして、小袋を不要にしました。

タレは、納豆と混ぜれば溶けるようになっており、
箸でつまんで入れるだけです。

たったこれだけの工夫なのです。

「フィルムをはがして、タレの小袋を開ける」
という、ほんの小さな手間さえ、
煩わしいと思う人がたくさんいるということです。

人は、どこまで堕落してしまったのだろう、
と思わなくもないのですが、
そこに『商機』があるのです。

小さな“イライラ”を発見して、
小さな工夫で売り上げを伸ばす。

どこのメーカーも気にしなかった、
小さなことに眼をつけたミツカンの勝利です。

この2つの工夫によって、
小袋とフィルムに掛かっていた経費を
削減することもできたのです。

表向きは、「ゴミを減らして、
二酸化炭素の排出までをも減らした」と、
環境面(エコ)に配慮している企業、
というイメージアップにも貢献しています。

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仲良し母娘は、購買意欲が旺盛。

百貨店が母と娘をターゲットに、
母用と娘用のファッション売り場を
一緒にする戦略を取っていることがあります。

悪く言えば、子離れしていない母親が、
親離れできない娘のモノを買うために、
母娘一緒にお買い物ができるように考えた、
売り場づくりです。

最近は、お揃いのファッションで出歩く母と娘もいます。

良く言えば、仲の良い母娘が増えている、
ということです。

また、娘のためなら、
多少高くても買ってあげたいと思う母親も多く、
それを狙った百貨店もあります。

娘単独でも買える、
数千円の小物やジーンズを置くとともに、
母親におねだりするための、
数万円もするドレスやバッグも陳列されているのです。

明らかに「母娘需要」を狙っています。

世の中の時流をよく捉えていると言えます。

それが良いことかどうかは、別として。

この「仲良し」戦略は、
別のターゲットでも活用できます。

父と息子、祖父母と孫、恋人同士など、違う客層が
一緒に楽しくお買い物できる空間を創ることです。

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廃棄物を活用すれば、コスト「0」。

チーズを製造する時に大量に発生する、
「上澄み(ホエー・乳清)」を活用した、
養豚法があります。

イタリアでは、生ハム用の豚を育てるための、
伝統的な手法です。

1日数リットルのホエーを飲ませた豚は、
ホエー豚と呼ばれ、肉の質が高くなります。

しかし日本では、まだまだこの手法が広まっておらず、
ホエーは廃棄されるものとなっています。

まだ知られていないことと、配合飼料だけを与える方が、
手間が掛からない、ということもあります。

生産者の中には、手間を惜しむ人が多くいます。
そのくせ、安いと文句を言うのです。

努力もせずに儲けることなど、できないのですが。

豚のエサと言えば、
昔は大豆の搾りカス「おから」が
多く使われていたのですが、
手っ取り早く成長させるために、
配合飼料を使うようになり、
「おから」も廃棄物になってしまいました。

世の中には、
使えるのに廃棄されるものがたくさんあります。

最近では、
スーパーやコンビニで売れ残った弁当や総菜を、
豚のエサに活用している養豚場も出てきました。

梅干しを作る時に出る「梅酢(梅の漬け汁)」も、
牛のエサにしたり、健康食品になったりしています。

食品に限らず、
木材の切れ端を細かく粉砕して、成形し直し、
新しい建材として販売しているメーカーもあります。

廃棄されるモノを、
つねに“もったいない”という眼で眺めていれば、
新たな活用法が見えてくるはずです。

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新しい文化を広める。

高知県では、お正月飾りの門松が紙でできています。

というと、紙で立体物を作っているかのように
思いますが、実は単なる印刷物を、
玄関の両脇に貼りつけているだけなのです。

門松のイラストを印刷した、ただの紙切れです。

事の経緯は、印刷工場を営んでいた人が、
門松を作るのは大変だし、買うのはお金がかかる、
ということで、門松を印刷した紙を
ご近所に配ったことから始まりました。

その手軽さがウケて、徐々に広まったようです。

いまでは、市町村の行政が印刷会社に発注し、
一般家庭全戸に無料配布するようになっています。

住民にとっては手間がかからず、助かりますよね。

毎年デザインが変わり、年末に配布され、
多くの家庭で同じように貼られるのです。

これをビジネスの面から見ると、
非常に優れた成功モデルだと言えます。

毎年デザインが変わるので、
その都度デザイン料が発生します。

行政が配布する、という慣習になっているので、
余程の財政危機でもない限り、発注は続きます。

しかも、紙でできているので、
何年も使うことはできませんから。

恐らく、最初に考えた人は、
印刷の仕事を創り出すために、
日本の習慣・文化に眼をつけ、
永続的に仕事が発生するものとして、
門松を選んだのでしょう。

さらに、それを広めるために初めは無料で配り、
宣伝効果を狙っています。

そして、広まってきた時点で、
行政に話を持ちかけたのではないかと推測できます。

住民にとっては、無料で得られる良いサービスですし、
行政にとっても、
住民に喜んでもらえるサービスが提供できます。

印刷会社は、安定した収入源となります。

すべての人が「得」をするビジネスモデル。
これが、儲かる商売なのです。


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