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明るいお店が社会を照らす。

厳しい状況を抜け出せないで、喘いでいる個人商店。
日本中にどれだけあるのでしょうか。

大手の進出に不況が追い打ちをかけ、
次々とその姿を消しています。

社会が暗くなっているいま、
急激な景気浮揚は望めません。

何をすれば、
個人商店は生き残ることができるのでしょうか。

米満和彦さんの本に、次のような記述があります。

・・・・・・以下引用・・・・・・・・・・・・・・

世の流行は経済動向を反映すると言われますが、
景気が悪い時期、つまり不況期には
「お笑い」などの明るいもの(こと)が流行るそうです。

家庭を見ても社会を見渡しても、暗い世の中だからこそ、
人々は明るい光を求めるのでしょう。

……中略……

では、この非常にシンプルな消費者心理を、
店舗経営に活かすことはできないものでしょうか?

不景気と言われるこの時代において、
人々が求める店舗像とはどのようなものか?

それは明るい店です。

人々を惹きつけてやまない明るい店主。
笑顔が魅力的な明るいスタッフ。
張りのあるかけ声や、明るい笑い声が聞こえてくる店内。
照明などを活用して、物理的な明るさを演出している店。

家庭や社会で疲弊している現代人は、
そんな「明るい店」を求めているのです。

・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・・・・・

まさに、その通りです。

繁盛させるためには、アイデアや工夫も大切ですが、
その前に、“明るさ”を世の中に
提供しなければなりません。

モノの無い時代には、モノを売っている“明るさ”。

高度成長期には、夢を売っている“明るさ”。

そしていま、
暗くなりがちな心を温める“明るさ”をお届けするのです。

それが、商売人の使命です。

明かりのあるところに、人びとは集まってきてくれます。

人びとが集まれば、会話が始まり、笑顔が生まれます。

笑顔は社会を明るくします。

つまり、お店を明るくすれば、
社会まで明るくなっていくのです。

東日本大震災でお店を失いながらも、
路上で商品を売り続けた商売人がたくさんいました。

被災した方たちに、
少しでも役立とうと踏ん張ったのです。

商売人がお店を失うのは、どれほど辛いことか。
しかし、涙をこらえ、笑顔で大きな声を出していたのです。

これこそ、真の商売人なのです。

「不況だからダメだ」と、
愚痴を言っている場合ではありません。

お店を明るくしてください。
明るい声を出してください。
明るい顔で接客してください。

それが商売。
それが社会を照らすことになるのです。

 
 
 

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