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通行人を“五感”で引き込め!

お店の前を通りがかる人は多いのに、
足を止めてくれない、入ってくれない。

歩いている人は、目的があって歩いているので、
余程興味が湧かなければ、立ち止まってはくれません。

ただブラブラしているだけの人は、あまりいませんから。

そんな人たちに眼を向けさせるためには、
仕掛けが必要です。

お店に気づかせる刺激を与えなければいけません。

その基本は、『五感』に訴えること。

見させて、聞かせて、触れさせて、
味わわせて、匂いを嗅がせて、
「おやっ、何だろう?」という興味を持たせるのです。

「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」に、
強いインパクトを与えます。

わかりやすい例では、
焼き鳥屋さん・うなぎ屋さんの匂いです。

団扇で外に向けてあおいだり、
排気ダクトをわざと正面に出し、
匂いでお客さまを誘います。

すなわち、「嗅覚」に訴える方法。

あの匂いは強烈で、
ついついお店に足が向いてしまいます。

「視覚」の場合には、
お店の外観やショーウインドウで刺激を与えます。

食品サンプルやマネキンがそうですが、
最近は店内の様子を
モニターで流しているお店もあります。

動画は人の興味を惹きますから。

「聴覚」には、魚屋さんの呼び込み、
店内BGMなどがあります。

映画「ロッキー」のテーマ曲を聴くと、
走りたい気分になる人が多くいるように、
音楽は人間の感情に大きく影響します。

つまり、楽しくなる音楽、
落ち着く音楽を上手く活用すれば、
お店に誘いやすくなります。

「触覚」には、「ご自由にお手に取ってご覧ください」
というPOPを掲示しておけば、商品に触りやすくなり、
お店に近づく人が多くなる効果があります。

また、触りたくなる物体を置いておくのも効果的です。

女性を観察していると、
手触りの良さそうなぬいぐるみやクッション、
シルク製品、可愛い小物雑貨があると、
すぐに手に取る傾向があります。

「味覚」は、ずばり試食・試飲でお客さまを誘い込みます。

“タダ”に弱いのが、人というもの。
大きな吸引力となります。

このように『五感』に訴えるのは、
人の感覚に刺激を与えるものなので、
理屈抜きで興味を持たせることができます。

理屈でものを考えると、
「必要か必要でないか」で判断してしまいますが、
感覚なら、「好きか嫌いか」で選ぶようになります。

“好き”にさせるのは、演出次第。
理屈より、売りやすいのです。

 
 
 

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