« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016年5月

小手先のテクニックをバカにしてはいけない。

お店の繁盛戦略について語る時、
「小手先のテクニックではダメだ」
と表現することがあります。

私も何度か書いていると思います。

しかしこれは、
小手先のテクニックを否定しているのではありません。

売り上げを伸ばしたいと焦っている店主は、往々にして、
わかりやすい“小手先”に走ってしまいがちなので、
それを戒めるために、そう言っているまでです。

もちろん、“小手先”だけではダメなのですが、
商品には何の問題もないのに売れない、という場合には、
この“小手先”が有効な手立てとなってくるのです。

質の良い商品を扱っているのに売れない、ということは、
お店や商品のことが知られていない可能性が高いのです。

知らなければ、商品にどれだけ価値があったとしても、
存在しないことと等しいのです。

価値は、お客さまに伝わってこそ、価値なのです。

だとすれば、お店の存在・商品の価値を
伝えることから、始めなければなりません。

ここで、“小手先”のテクニックが必要となるのです。

チラシを打つ、お店を改装する、のぼりを立てる……。

素人集団の商工会議所が提案しそうなことですが、
こうしたケースに限って、
この“小手先”が非常に有効となるのです。

いま現在チラシを打っているというお店なら、
横書きを縦書きに変えてみるという“小手先”。

垢抜けない古いお店を
洗練されたお店に改装する“小手先”。

既製品ではない、デザインされた
オリジナルのぼりを立てる“小手先”。

たったこれだけのことで、
お客さまがお店・商品を認識し始めるのです。

常連さんにしか知られなかったお店・商品が、
注目されるのです。

“小手先”をバカにすることはできません。

ただし、手法は“小手先”でも、
その“質”は高くなければいけません。

じっくり考えた上で、実践してください。


にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ




| | コメント (0) | トラックバック (0)

「お客さま写真」が、お客さまを呼ぶ。

居酒屋の壁に貼られた「ワイワイ飲み会」写真。

釣り道具店のボードに貼られた
「大物釣ったどぉ〜」写真。

ゴルフ場クラブハウスの掲示板に貼られた
「○○杯優勝記念」写真。

このように、お客さまが主役となっている写真を
お店に貼っていると、どんな効果があるのでしょうか。

まずは、お店からのメッセージ
「当店は、みなさまに支えられています」
ということを伝えることができます。

「こんなに楽しい、笑顔のお客さまがいるからこそ、
 私たちはやりがいを持って、
 お店を続けていけるのです」と。

さらに、お客さまの楽しそうな写真が、
お店の実績をアピールすることにもなっています。

お客さまから見れば、
自分たちの写真を掲示してくれていることは、
素直に嬉しいと感じます。

と同時に、お店に対し、より親しみを感じます。

また、新規客が見た場合、
お店を利用する具体的なイメージがわきます。

来ていただいたお客さまの写真を撮って、
掲示するだけのことですが、
お客さま同士の話のネタにもなり、
自分の写真も貼って欲しいと思うものです。

ここからどんどん写真は増えていきます。

すなわち、お店の常連さんが増えるということです。


にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ




| | コメント (0) | トラックバック (0)

食べ放題・飲み放題・使い放題。

飲食店での食べ放題・飲み放題は、非常に人気が高く、
行列のできるお店もたくさんあります。

なぜ、みんな“○○放題”が好きなのでしょうか。

答えは単純明快。満足感が大きいからです。

言葉が示すように、決まった金額を払えば、
好きなものを好きなだけ、
食べ“放題”・飲み“放題”できるのですから。

これ以上の満足感はないでしょう。

お店としても、お客さまに満足してもらえる、
もっとも簡単な方法だと言えます。

料理の工夫やお酒の目利きは必要ですが、
種類を多くすることで、
ウケる味かどうかで悩むことが少なくて済みます。

「ご試食いかがですか?」とアピールしなくても、
お客さまが自ら試食して、
美味しいかどうかを教えてくれます。

すぐになくなる料理は量を増やし、
あまり出ない料理は、別の料理に変えれば良いのです。

食べ放題のできないお店なら、
一品もしくは二品だけを食べ放題にする
という方法もあります。

食べ放題の料理があることで、
お腹を満たすことができるのです。

すなわち、満足感。

豚カツ屋さんのキャベツやご飯の
「おかわり自由」もこの方法です。

あなたのお店でも、
何らかの食べ放題ができるはずです。

飲食店ではない場合は、
“使い放題”という手法もあります。

ゴルフ用品店なら、最新モデルのお試し使い放題。

新築住宅の宿泊体験もあります。
これは、空間の使い放題。

ファッションのお店なら、
“試着し放題”と言ってみても良いかもしれません。

買う前提とはいえ、
何着も試着するのは気兼ねしてしまいます。

「ご自由に何着でも」と言われれば、
ゆっくりと選ぶことができ、
リピーターになる可能性も高くなります。

お客さまの満足度をアップする“○○放題”。
集客力が期待できます。


にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ




| | コメント (0) | トラックバック (0)

人びとは、“ネタ”を探している。

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
が普及し、多くの人が情報発信するようになりました。

「こんなところに行って、楽しかったよ」
「あのお店、美味しかった」
「見て見て、これ面白いでしょ」……。

一般の人が、いろんな場所やお店に行って、
“取材”するようになりました。

その楽しさを知って、
自ら積極的に“ネタ探し”をし始めたのです。

話題のお店、注目のスポットに足を運び、
ツイッター・フェイスブックに感想をアップしています。

この情報が拡散し、その場所・そのお店には、
さらに人びとが集まるようになるのです。

こうした人たちにどんどん来てもらえるようになれば、
お店の繁盛は約束されたようなものです。

では、どうすれば来てもらえるのでしょうか。

『話題づくり』。

“面白い”“楽しい”“変わっている”といった、
他のお店とは違う特徴を持つことです。

「うちの○○は、他とはちょっと違いますよ」
と言える、品揃えにするのです。

簡単に言えば、“目立つ商品”を作ることです。

その上で、自らも情報発信しなければなりません。

「新商品が完成しました」「こんなに苦労しました」
と、より多くのSNSで書き込みをします。

ネット時代は、誰かが見ています。

その“ネタ”に話題性があれば、
驚くスピードで広まっていきます。

面倒だ、恥ずかしい、わからない、と言っていては、
人びとに注目されません。

楽しいことを考えて、“ネタ”を提供してあげましょう。
みんな、待っています。


にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ




| | コメント (0) | トラックバック (0)

お客さまの“手間と時間”は、価格の一部。

賢い主婦は、いくつかのお店のチラシを見比べ、
少しでも安いものを求めて、
あちらこちらへ自転車で疾走します。

牛乳はあのお店、小麦粉はこのお店、醤油はここ。

主婦の鏡ですが、かなりの体力・労力・時間を要します。
ほとんどの主婦は、ここまでしません。

もっとも欲しいものが安いお店か、
近場で便利なお店を選ぶものです。

このような主婦を
“賢くない”“怠けている”とは言えません。

安いものばかりを買うために、
手間や時間を費やすことは、忙しい現代人にとっては、
非合理的なことなのです。

つまり、あまり安くないお店を利用したとしても、
手間や時間が掛からなければ、
その分を節約したことになるのです。

現代人は、お金より時間を大切にする傾向にある
というデータもあります。

手間や時間を掛けるくらいなら、
高いお店で買っても良いと考えるのです。

わかりやすい例で言えば、
道端にあるジュースの自動販売機です。

街中なら、スーパーやコンビニがどこにでもあり、
安いジュースをすぐに買うことができるのに、
その手間と時間を惜しんで、
定価で売っている自販機で買ってしまいます。

つまり、手間と時間をジュースの価格に
置き換えているということです。

自販機とスーパーの価格差が、
“手間と時間の価格”となっているのです。

この消費者心理をうまく活かせば、
値下げしなくても集客できるのです。
最近では、コンビニの宅配やネットスーパーが、
“手間と時間”の節約で、人気を高めています。

猛暑続きで、ネットスーパーの利用者が増えたのも、
「暑い中を出掛ける」という、
手間と時間を節約したかったからです。

今後ますます、こうした傾向は強くなります。

そこに、集客のチャンスがあります。


にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ




| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »